カスタムメタデータ型

  • オフィシャル
  • コードのリリースが可能
    Sandbox環境で作成したレコードを別環境に反映させる際は、通常のオブジェクトだとデータローダ等のツールを使用して反映を行います。
    しかし、カスタムメタデータであれば「レコードデータそのもの」を変更セットやCLIでのリリースに含めることができるため、全環境で同じデータを使用できます。
    例えば「都道府県マスタ」など、更新頻度が非常に低いデータに関してはカスタムメタデータで作成した方が便利かもしれません。
  • SOQLでアクセスし放題
    ガバナ制限の1つである「SOQLクエリの発行数は100回まで」、これがカスタムメタデータであれば基本的にガバナ制限の対象外となります。そのため通常ではご法度な、ループ内でのSOQLクエリ発行をしても怒られません。
    ロングテキストエリアを含むレコードや、フローからのアクセス時はガバナ制限の対象です。
  • 使用例

    // 都道府県チェック
    public Boolean ChkErrorState(String State){
    
        Boolean BlnReturn = true;
        if( State == null){
            return true;
        }
    
        // 都道府県取得 (カスタムメタデータ型 : MF請求連携CSVタイプ)
        prefectures__mdt[] prefectures = [SELECT prefectures__c FROM prefectures__mdt WHERE prefectures__c = :State];
        System.debug('size:' + prefectures.size());
        if( prefectures.size() != 0){
            System.debug('都道府県:' + prefectures);
            BlnReturn = false;
        }
        return BlnReturn;
    }